【小型サイズ】イタリア アンティーク「聖母子の画家」ラファエロ・サンティ作『小椅子の聖母』3枚続きの祭壇画(高さ141ミリ)
アンティーク感溢れる装飾が魅力の3枚続きの祭壇画です。
扱い易い小さなサイズも魅力です。
イタリア製
●細かい傷などは、画像よりご確認ください。
●内側の絵画は印刷物を加工したものです。
◆『小椅子の聖母』(こいすのせいぼ、(伊: Madonna della Seggiola))は、
盛期ルネサンスの画家ラファエロ・サンティが、1513年から1514年ごろに描いた絵画。
幼児キリストを抱きしめる聖母マリアと、二人を敬虔な表情で見つめる幼児洗礼者聖ヨハネが描かれている。
『小椅子の聖母』はラファエロのキャリア後期にあたるいわゆる「ローマ時代」に描かれた作品で、
キャリア中期の「フィレンツェ時代」に同様のモチーフで描かれた厳格な様式美の作品とは、
まったく異なる作風の絵画となっている。
また、暖色系の色使いはティツィアーノ(1488年/1490年 - 1576年)や、
当時のラファエロの競争相手だったセバスティアーノ・デル・ピオンボからの影響の可能性がある。
イタリアの医学者でモンテッソーリ教育で知られるマリア・モンテッソーリは、
この『小椅子の聖母』を「(マリアの)母性に対する(ヨハネの)親愛の情」の象徴として、
世界中の「子供の家」 (Casa dei bambini) に飾られることを願うとしている。
19世紀新古典主義のフランス人画家ドミニク・アングルはラファエロを非常に高く評価した芸術家である。
自身の作品である『子供と遊ぶアンリ4世』と『ラファエロとフォルナリーナ』の背景の壁に
この『小椅子の聖母』を描いているほか、『リヴィエール氏の肖像』のテーブルに置かれた紙、
『玉座のナポレオン』の絨毯にもデザイン化された『小椅子の聖母』を描いている。
◆ラファエロ・サンティ(サンツィオ)(Raffaello Sanzio/1483-1520)とは:
盛期ルネサンス期を代表する画家、建築家。
レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロとともに、ルネサンスの三大巨匠と呼ばれる。
ミケランジェロが偉大な改革者であるのに対し、ラファエロはそれまでの芸術手法を統合、
洗練して、女性的で優雅な様式を確立した。
総合芸術の天才として彼の死後も賞賛され、模倣された。
聖母マリアと幼子キリストを描いた聖母子作品を数多く残したことから「聖母子の画家」とも呼ばれる。
(出典:小椅子の聖母 ウィキペディア フリー百科事典)
サイズ:上下141ミリ、左右165ミリ(開いた状態)
重さ:78グラム